光線療法Q&A

Q.アーク光線療法とは何ですか?                    (参考資料)監修 医学博士 宇都宮光明先生による光線療法より

A.太陽なければ命なし!太陽に陽っていない野菜は、モヤシって知っていますね!地球上のあらゆる生物は、太陽によって生まれ太陽光線の恩恵を受けています。

文化生活を営む社会で現代病が多くなりましたが、太陽光線の欠乏症に深く関係している事がわかり、人口光線として太陽光線と同じ連続スペクトルを強力に放射するカーボンアーク灯が考案されました。日本では、1908年に東大皮膚科にて治療を始められています。

太陽光線に陽たる機会が少ない現代生活に欠かせないのがアーク光線療法です。

季節や天気に関係なくいつでも手軽にお使いいただける太陽光線のカーボンアーク灯です。健康維持増進に役立ちます。

厚労省許可のサナモア家庭用光線治療器は、世界初のコンピューター制御技術により高純度のカーボンを3000度で燃焼させています。

約3000度で燃焼して作られる白色の光は、10万種類の人体に有益な太陽光線の全てのスペクトル(紫外線・可視光線・赤外線)です。

有害な光線は一切放射されませんのでご安心下さい。 

ーーーーー

光線の働きには、直接・間接的に下記の作用が研究され認められています。

(直接作用)◎ビタミンDの生成 ◎メラトニンの合成と分泌の抑制 ◎消炎・鎮痛の作用 ◎止血作用 ◎止痒作用 ◎虚血状態の解消

◎局所充血作用 ◎筋弛緩作用 ◎肉芽組織の形成 ◎殺菌作用 ◎抗毒素作用

(間接作用)◎カルシウムの吸収 ◎化骨作用 ◎食菌作用 ◎解毒作用 ◎利尿作用 ◎解熱作用 ◎造血作用 ◎内分泌機能の調整  

◎たんぱく質代謝の促進 ◎脂肪代謝の促進 ◎糖質代謝の促進 ◎プリン代謝の促進 ◎消化管機能の活発化 ◎呼吸機能の改善 ◎整腸作用 

◎精神状態の安定 ◎睡眠 ◎自律神経の安定 ◎神経機能の改善 ◎免疫応答の調節 ◎体質改善 ◎老化防止 ◎健康増進

ーーーーー

Q.肩こり・腰痛など痛みには?

A.光線療法でなぜ痛みやこりが治る!?

頑固なこりや痛みの原因は血流の停滞です。こりや痛みの部位を光のエネルギー(深部温熱作用)で血管を拡張させ血流を改善した結果痛み、こりが和らぐのです。痛みやこりは、身体の中の異常を現している信号です。

痛くなかったら必要な手当てをしないで悪化させてしまうでしょう。痛みやこりは、放置せず早めの根本的な手当てをしましょう。

 

Q.赤ちゃんには?どうですか?

A.新生児重症黄疸のかけがえのない治療法として紫外線が認められ治療に使われています。

母乳や牛乳にも、ビタミンDが欠乏しています。その為、昔、赤ちゃんは裸で日光浴をさせていましたが紫外線が害といわれるようになって日光浴を嫌うようになり小児のクル病(骨軟化症)が多くなりました。ビタミンDが無いと母乳のカルシウムは吸収できないのです。

日光浴(光線照射)を十分させて骨を丈夫にしてあげましょう。

 

Q.妊娠、出産について教えてください?

A.妊娠、出産、育児と光線のかかわりは、第一に光線が不足すると妊娠しにくくなります。光線には、ホルモンの分泌と調整作用があるからです。また、妊娠中、授乳中には骨がもろくなりますので光線照射は、普通時の1.5倍多く浴びカルシウムの吸収率を上げる必要があります。

母乳にはビタミンDが微量ですからクル病になり易く、適度の日光浴が必要です。

 

Q.骨粗鬆症ですが?

A.高齢者に骨粗鬆症の方が非常に多くなっています。骨細胞は、日々破骨と造骨を繰り返し入れ替わっていますから年齢の所為にしてはいけないですね!

骨粗鬆症と言われカルシウムを補給してもダメでビタミンDが無いと吸収・利用されないのです。ビタミンDは食べ物からは殆ど得られず、紫外線を浴びる事で皮膚でしか作られません。

光線を浴びましょうとは言っても年齢と共にビタミンDを作る能力も低下してしまい、現代では長時間の日光浴も適いませんのでアーク光線療法で補う事も考慮です。

クル病も光線療法で回復します。

 

Q.アトピー性皮膚炎ですが?

A.アトピーは、単に皮膚の問題だけでしょうか?

アトピー性皮膚炎は、遺伝性の過敏体質などで治りにくい場合もありますが、発汗により体内の老廃物を排泄して身体の内部から治すことを考えて対応しましょう。

紫外線には、アトピーなど皮膚のかゆみを止める作用があります。また、皮膚を掻いて悪化させるのを防ぎ、皮膚組織の抵抗力を強くし、病気への抵抗力を高めます。紫外線には、殺菌作用もあり細菌や真菌による皮膚感染症にも効果があります。

 

Q.ビタミンD過剰症になりませんか?

A.太陽光線を浴びて作るビタミンDには過剰症はありません。アーク光線療法も同じで安心して照射していただけます。

ビタミンD過剰症は、薬剤やサプリなどでビタミンDを取り過ぎた場合に起ります。

薬剤や肝油(ビタミンD剤)によるビタミンD過剰症には、

・胃腸の症状ー食欲不振 口の渇き 多飲 悪心 嘔吐 下痢 便秘 腹部不快感 体重減少など

・全身の不快感、脱力感

・精神、神経症状ー頭痛 記銘力障害 錯乱 傾眠 昏睡 関節痛 筋力低下 腱反射減弱

・腎臓障害ー多尿 頻尿 尿濃縮力低下 代謝産物(尿素、窒素、クレアチニン)の上昇 腎不全

・高カルシウム血症

・血中コレステロールの上昇

・血圧上昇

・異所性石灰化、腎・尿路結石、血管の石灰化

上記症状に気をつけ薬剤、サプリメントは補給しましょう。

※光線を浴びて身体は必要なだけビタミンDを造りますので過剰症は有りません。

 

Q.貧血には?

A.光線には造血作用があります。

室内で生活する事が多い現代の生活様式で太陽光線を浴びる事が少なくなりました。

光線照射を受けると血液中の赤血球、血色素(ヘモグロビン)、白血球、血小板が増加します。

特に若い女性に多い出血による鉄欠乏性貧血に対し、腸管での鉄の吸収を促すことで顕著な効果が認められています。

人体の血色素(ヘモグロビン)と植物の葉緑素(クロロフィル)の構造式は、殆ど同じです。違いはヘモグロビンは中心に鉄を含み、葉緑素は中心にマグネシウムを含み、どちらも光線の作用を受けると増加し色が良くなります。

光線を浴びて新鮮な血液を増やし、健康増進、病気の克服を心掛けていただきたいです。

 

Q.冷房で冷え症ですが?

A.冷房は、身体を弱くします。

冷房は、暑さに順応する皮膚や自律神経機能を衰えさせてしまいます。暑さに対する抵抗力を弱め熱中症に掛りやすく、風邪や冷え症、腎臓、胃腸、リュウマチ、神経痛、関節痛などからだに悪化させてしまいます。

時に必要ですが、暑さに耐える身体づくりには屋外で汗をかきましょう。

光線を浴びる事で冷えから開放されてきます。

 

Q.耳鳴り・難聴について教えて下さい?

A.耳の病気や症状には、耳の痛み、頭痛、めまい、発熱、難聴、嘔吐、悪心、耳鳴り等色々です。

耳鳴りや難聴を訴える方も多いですが、慢性的な症状となりやすく決定的な治療法がありません。光線療法では、内耳の血液、リンパ液の循環を良くし神経細胞を活発にします。

 

Q.癌の予防

A.癌の予防には、発がん性を疑われる食品を避け積極的に癌に負けない身体づくりに取り組みましょう。

・癌のエサともいわれる糖質を取り過ぎない。

・積極的に食事で抗がん性物質(抗酸化作用)を積極的に取り入れる。

・十分光線を浴びビタミンD欠乏症を防ぐ(ビタミンD欠乏は、カルシウム代謝の異常となり、細胞は異常核分裂を招く)。

・光線浴で、体内に光産物(ビタミンD)、生理活性物質(インターフェロン)などが生成されカルシウム代謝が正しくなり生体の免疫機能が高まると癌に負けない身体が作られます。万が一癌になった場合でも、光線療法は免疫強化により副作用の心配を和らげ苦痛を軽減します。

術前、術後の健康管理に役立ちます。

 

Q.ビタミンD不足と転移性癌(乳癌など)

A.女性で罹患率が高い乳癌は、転移する割合が最も高いといわれています。

ビタミンDは、カルシウムの調整、免疫の正常化、粘膜接合の正常化、そして抗がん作用など重要な働きをしています。

体内のビタミンDは、1~2割は食事でも補えますが残り8~9割は紫外線を浴びる事(日光浴)で合成されます。

紫外線(UV-B)が私たちの皮膚にある7-デヒドロコレステロール(プロビタミンD)と反応する事でビタミンD3を合成します。

現代人の多くが、紫外線を避けビタミン欠乏を招いています。、

Q.静脈瘤

A.立ち仕事の方が多く悩まれる静脈瘤ですが、静脈血が心臓へ還流する機能が妨げられ静脈弁の不全により、静脈が迂曲、拡張します。

血流が悪くなり、肝硬変や痔などの病気がある場合も静脈瘤を生じます。

外科手術に頼らず、血液循環を改善、静脈瘤の改善にアーク光線療法をお試しください。

 

Q.寝たきり予防には?

A.骨や筋肉の軟弱になる原因に、ビタミンD欠乏症があります。

骨密度、筋組織と密接な関係を持つビタミンDで、ビタミンDの不足は筋肉の衰えやスカスカの骨になってしてしまいます。転倒し易くなり骨折するケースも増えています。

そろそろ年齢的に健康が気になる方は、ビタミンDを体内に取り込みましょう!戸外で日光浴、とても大事です。

アーク光線療法は、ビタミンDの生成を促し血液循環、筋組織、カルシウム他ミネラルの骨への沈着を促し骨量を保ちます。

従って老化を防止し、寝たきり予防に結びつくことでしょう。